主にCBR250Rを通して体験したこと、感じたことなどを書き綴ってゆくブログです。愛車の変遷はHustler50⇒DT125R⇒CRM250AR⇒ZZR400(K)⇒ST250(E)⇒CBR250R(MC41)と、結局クォーターに落ち着いている中年ライダーです。通勤+ぷちツーリングがメインで、たまに四輪(ZZT231)や自転車にも乗ります。
プロフィール
HN:
右兵(うひょう)
性別:
男性
職業:
SEっぽいもの
趣味:
ぷちツーリング
自己紹介:
あの有名な猛獣くまモンが生息する危険な県に住んでいます。食うか食われるかの毎日です。ポリシーとして自分たちのナンバープレートを隠したりしない。「バイクって楽しそう!」みたいに感じてくれれば嬉しい。
見る・見られる・いい運転
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DT125Rを手に入れて以来、オフロード雑誌を食い入るように熟読する毎日となったわけですが、
そんな折にHONDAとYAMAHAからニューマシンがリリースされました。
CRM250ARとDT230(LANZA)ですね。
自分としては、どちらもルックス的にグっとくる感じで、
雑誌のツーリングレポートなどに心を躍らせていましたが、
一念発起して250ccクラスへのステップアップを決心しました。
125ccを購入すると決めた時に、件の友人がくれた忠告が胸に刺さります。
二輪車に乗るなら最初から250ccとか400ccに乗った方がいいよ。
どうせ乗り換えたくなるから。
それに車両の値段で、125ccと250ccってそんなに変わらないよ。
うん、まさに(笑)
結果的に近所のバイク屋さんの売上に貢献することに。
DT125Rに惚れ込んでいた自分としては、
その進化形とも呼べるLANZAに心が傾いていたわけですが、
バイク屋さんへ足を踏み入れてからもCRM250ARとドチラにするのかを迷っていました。
最終的には、DT125Rを継続所有する点から、
よりスパルタンな方へトライしようという意気込みでCRM250ARの方を注文しました。
SUZUKI/KAWASAKIにも魅力的なモデルがありましたけれど、
「欲しい!」と思えるのは自分としてはこの2台でしたね。
業界の戦略にまんまと乗せられている哀れな存在ですよ、ええ。
初期型カラーリングのブルー系が欲しかったのですが、
その当時現行だったパープルの方じゃないと探すのが難しいと言われ、
お世話になっているバイク屋さんに無理を言いたくなかったのでパープルを選択。
結果的に満足できるルックスでしたね。
純正リアキャリアだけ一緒に注文しました。
あ、嘘でした。
スキッドプレート、フレームサイドプロテクターセットも注文してました。
DT125Rからの乗り換えで、それほど新鮮な感動は無いだろうと思っていましたが、
その予想は納車日に良い方向へ裏切られましたね。
DT125Rと乾燥重量で3kgしか変わらない車体に40psのエンジンですから、
アクセルを全開に出来ないバイクとの初めての出会いですね。
(嘘だ!教習車(CB400SuperFour)だって全開には出来ないじゃないか!)
動力性能、そして足回りに感動したのを覚えています。
こんなにも衝撃を吸収してくれて安定走行できるバイクがあったのかと。
バッテリーレスなので始動こそキックのみで大変なこともありますけど、
それもステータスの一種として楽しめてましたね。
今ってなかなか見ないですよね、店先でキックスタートしてるライダーって。
自分としては相対的にDT125Rの価値が高まって良いポイントでもありましたね。
数年間、CRM250ARを楽しむことになるわけですが、
走行に関する部分は完全にノーマルで乗っていました。
地元工場で生産されている車体のようでして、
サイレンサーには地元の名前がローマ字で刻印されていましたし、
それだけで何にも替え難い所有感のようなものがありました。
純正のブッシュガードが好きでしばらく使っていましたが、
擦り抜け時に邪魔な広さということもあり、ブッシュガードを変更していました。
一度、派手に転倒し、そのダメージを回復させるためにレンサルのアルミハンドルにして、
グリップやブッシュガードを総入れ替えしたこともありました。
後半になるとツーリング性能を重視するあまり、
ウインドスクリーンを装着してみたり、リアボックスを装着したり。
タイヤもオンとオフの中間のパターンを持つGP-110(IRC)やD604(DUNLOP)を選んだり。
これらの装備には大いに助けられることになりました。
他には…ナンバープレートの取り付けネジを利用した荷掛けフックとかも装着していたり、
お約束でプラグを換えていたり、かな。
変更点はこれくらいですね。
Virago250に乗り始めた友人と一緒にツーリングに出掛けたりと、
高速道路を利用するような機会も増え始め、
熊本から東京へ長期出張するような際には、高速道路で自走して移動したこともありました。
1200km以上あるのかな。一気に走りきって大して疲れませんでしたね。
林道の方も走れる道のランクが上がったのを実感できましたし、
RMX250Sを購入した友人と九州中央山地へ出掛けたりする週末が楽しみでした。
コケにフロントを取られて転倒したのも今となっては良い思い出です。
生きてて良かった!
そんなCRM250ARとの生活に転機が訪れたのは、結婚&東京転勤がキッカケだと思います。
結婚後はタンデムツーリングをする機会も増え、
お世辞にも乗りやすいとは言えない後席の環境と、
2サイクル車の宿命とも言える排気ガスに含まれる油など、
自分の用途で東京の地で乗り続けるには過酷なマシンになってしまったんですよね。
最終的には中古ZZRを購入する際に下取りに出してしまいました。
この選択を後々まで悔いることになるわけですが、
CBR250Rを購入した今なら、全てを許せる気がしています(現金な小心者です)。
3万km以上を走っていた2stオフ車が12万円で下取りされたので、
そこそこ納得していたわけですが、
ZZR納車の翌週末、そのバイク屋(上野のバイク街)を見に行くと
売却したCRM250ARが店先で売られていました。
価格は40万円以上。
メーターは…3万kmほど巻き戻されていました。これはひどい(笑)
その価格に納得したライダーが購入して、
大切に乗ってくれていることを祈るばかりです。
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